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11月の園だより

秋も深まり、屋上から見える山々が赤や黄色に見事に色づいて、その美しさにうっとりしています。
各地の台風よる甚大な被害に心痛むこの頃ですが、紅葉を美しく感じられる心のゆとりがもてることに、改めて平和な暮らしができるありがたさを感じています。
園庭の姫リンゴの木も真っ赤な実をつけています。春には葉が生い茂り、白い花を咲かせ、緑色の実をつけ、やがて色づき、それが落ちていくサイクルの中で、子ども達はそれらを遊びに取り入れたり、時には「食べれるかなぁ」「すっぺぇ」と食べてみたり、白い花に「きれい!」と心を動かしたり、かと思えば、花の蜜を目当てにやってくる蜂に怖い思いをしたり・・・、五感をとおして様々な経験をしてきました。砂場でケーキやプリンのかわいい飾りにするのにもってこいの姫リンゴの実。そういった大きい子の使い方を真似して小さい子も遊びに活かすのが、当園の毎年みられる遊び方でしたが、今年はなんと、水の中にたくさん浮かべて「タピオカジュース」に。最近の流行を早速、再現する姿に感心!また、そんな発想が生まれてくるのも、これまでの経験の積み重ねの中で、自分なりの自由な発想を発揮できる力をつけてきたからなのでしょう。子ども達の遊びにも実りの秋を感じるこの頃です。
先月末には、年長さんが「お店屋さん」を開店。2クラスとも6つのグループに分かれて、ステーキ屋、ドーナツ屋、すし屋、アクセサリー屋等など、を開き年中少の年下のお友達を招待してくれました。(品物の中には、やっぱりタピオカジュースが(笑))開店に間に合うのか、とさりげなく量産をすすめつつハラハラする担任をよそにじーっくり品物作りをしてきた子ども達。
招待する側、された側、それぞれにどんな思いを抱いたのでしょうね。年少組は、お礼に年長さんへラーメンをデリバリーしたのですよ。そのやりとりに、心がほっこりとなりました。

(副園長 藤村陽子)

 

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