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6月の園だより

真夏を思わせる日が続き、体がびっくりしてしまうようでしたが、園内はエアコンのおかげで適温を保って過ごすことができました。5月からエアコンを使用したのは初めてかもしれません。
進級・入園から2か月が経過し、こんな姿が見られています。
登園時、毎朝、やんちゃでマイペースな年少さんをお部屋につれていくのが役目の年長のS君。自分で上履きを履くまで黙って見守り、履いたかと思えば手荷物(絵本袋)など忘れて走り出す年少さんを、苦笑いしながら忘れられた絵本袋を片手に追いかけていきます。頼りなかった去年までのことを思い出し、思わず「お兄さんになったねぇ」と声をかけると、そのはにかんだ笑顔にうれしい成長を感じました。
また、年中組の今年度初のはさみを使った活動の写真を撮りに行った時のこと、せっかく切った材料をバラバラに落としてしまったY君。思わず拾ってあげると、同じ机のKちゃんも拾ってくれました。その場から離れ二人の様子を見ていると、拾い終えて、ニコッとほほ笑む二人。「ありがとう」などという言葉はなくとも、去年は別々のクラスだったY君とKちゃんのさりげない姿に、心がつながったことを感じた瞬間でした。子ども同士がかかわりの積み重ねの中で、人とかかわることの喜びを体験し、育ち合っていることを実感します。

6月ころからは、好きな遊びや場所・友達をみつけてじっくりと遊べるようになり、園生活が充実してくる時期です。と同時に自分の思いをうまく相手に伝えられなかったり、受け入れてもらえなかったりと、いざこざや葛藤が生まれてくる時期でもあります。これも集団生活だからこそできる体験。このいざこざや葛藤を大人が取り除いてあげるのではなく、しっかり経験し、乗り越えて、友達と心がかよう喜びを感じてほしいと願っています。
水や砂・土での遊びが盛んになる季節でもあります。汚れを気にせず思いきり遊ぶことで、心が解放され、安定感や意欲をもって生活することにつながっていきます。汚れ物の持ち帰りが多くなりますが,元気に遊んだ証拠。お洗濯をよろしくお願いいたします。 (副園長 藤村陽子)

 

年中組では“おすもうごっこ”が楽しまれています。お友達と心と体を触れ合わせることで、仲良しになるきっかけともなっています。明日の保育参観では、おうちの方と?!お楽しみに!

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