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年長さんが、冬休み明け、生まれて初めて筆をもち、大きな紙に書いた書初め。今年の干支「たつ」「たつどし」「りゅう」のお題の中から自分の好きな文字を選び取り組んでみました。

一度で書き上げた子、「”と”が小さくなっちゃったからもう一回書きたい」と何度も納得がいくまで書いた子、友達の書く様子をじっと静かに見守り、「すごい！」「最後のシューとするところが、かっこいい！」等々、お互いの作品を認め合ったり、先生方からも褒められたりして、自信をもつ経験ともなったようです。

なかなかの素晴らしい出来栄え！！！ということで、ただいま開催中の矢巾町書道展に出品しました！場所は矢巾町公民館、2月12日(火)までの会期ですので、ぜひおでかけください。

(↑これは取り組み途中の写真ですので、全員の作品がそろっていません。ゴメンナサイ)

幼児は生活や遊びの中で、周囲のあらゆる環境から刺激を受け、興味を持ったことに自ら関わることで心が動かされます。そういった豊かな直接体験の積み重ねが、子ども達の健やかな発達を促します。

幼児の文字の習得も同様で、一人一人の興味関心や「表現したい」「伝えたい」という気持ちやタイミングを受け止めつつ、日頃の教育保育の中で「文字に触れること」や「文字で伝える喜びや楽しさを感じられる」ように絵本や様々なごっこあそび等をとおして、自然に文字に触れられるような環境構成を大切にしています。

本園、年長組の教育課程に「ペンや筆で描く・書くことを楽しむ」という活動があります。文字が「人が人に何かを伝える」「人と人がつながり合うために」存在していることを自然に感じ取れること、また、小学校の学習にとって生きた基盤（教育・保育要領より）となることを願っています。文字を覚えたり読み書きができるようになると、遊びや生活がさらに面白く楽しくなると子ども達が感じてくれたらいいな……と思っています。

8月、自分たちで育てたすいかを墨で描きました。収穫の感動を描きながら、自然に色々な線(直線、曲線、ジグザグ線)をかく経験をすることをねらっています。もちろんおいしくいただきましたよ😋

11月には園長先生指導のもと、自分の名前を、硬筆（えんぴつ）で書く活動をしました。

「鉛筆の正しい持ち方はね・・・」

姿勢もいいでしょ？！

ちょうど小学校入学にむけて、就学時健診が始まった頃。

子ども達は、「なんだか”おべんきょうごっこ”みたいで、おもしろい！」と喜んで一生懸命取り組みました。

冬休み明けの書初めの様子です。副園長先生と取り組みました。

日頃の賑やかな姿とはうって変わった、集中力にびっくり！

筆順の間違いや鏡文字を書く子もいましたが、これを機会に正しく覚えることができました。

出来上がった作品は、元気な文字、やさしい文字、かわいらしい文字、その子らしさが溢れています。

皆で書道展見学へ。

自分の作品が展示されているのを見つけて、感激！

小中高生の作品もあり、先生方は卒園生の作品をみつけてその成長と頑張りに感動しました。

この連休、ぜひご家族でおでかけください。