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風にそよぐすすき、涼やかに響く虫の音にやっと“秋”を感じるようになりました。今日はお月見、秋の夜空に美しい月が輝くことでしょう。

先日行われました運動会では、子ども達へ温かい応援をいただきありがとうございました。おかげさまで子ども達は、持てる力を存分に発揮することができました。

４月に入園・進級されたお子さんが楽しそうに大玉ころがしやかけっこをするかわいらしい姿、普段の無邪気な姿とは違った真剣な表情、転んでもすぐに起き上がって走り出す姿、友達と力を合わせて頑張る姿等、一生懸命な姿に胸をあつくされた方も大勢いらしたことでしょう。年少組さん・ひばり組さんが、親子レースでおうちの方と嬉しそうに競技する姿も微笑ましかったです。

運動会後、過ごしやすい気候となったこともあり、外へとびだし、学年混ざってのエンドレスのリレーやプラカードを持ち出して「開会式ごっこ」等の遊びが盛んです。園庭の一角には疲れた体をもみほぐす「げんきや」も登場！(笑)

「思いきり身体を動かすって気持ちいい」「一生懸命頑張って勝つって嬉しい」「負けるって本当に悔しい。だから、次は頑張る！」「大きい組さんみたいになりたい」「自分の役目を責任をもってやり遂げるって、心が晴ればれする」（年長）等々、日々の積み重ねの中で、様々なことを感じ取り、心と身体を育んだ子ども達。「練習」という2文字では表せない「日々の積み重ね」の中で、学んだことが、単に運動機能の育ちを促すだけでなく、内面も育てる体験となり、一人一人の力や自信となって、次にいかされていくことを期待しています。

父母の会の皆様によるメダル作り、準備、競技補助、片付け、駐車場係、たくさんのご協力に感謝申し上げます。お気づきの点やお子さんの様子など、添付用紙にご感想をお寄せください。

実りの秋を迎えています。黄金色の田んぼでバッタ捕りに夢中になったり、

食べ物がおいしく感じられたり、絵本や物語の世界にじっくりひたったり…

秋はワクワクすることがいっぱい！

子ども達にとっても「実りの秋」となりますように…。

（副園長　藤村　陽子)