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卒園や進級、ひとつおにいさん・おねえさんのクラスになることに心が膨らむ嬉しい春。あれほど積もっていた園庭の雪もこの頃の陽気ですっかり溶け、あちこちに「ふきのとう」が芽吹いています。おうちに持ち帰ったお子さんもいたことでしょう。ばっけみそ、天ぷら・・・食卓に上がりましたか？

過日の卒園式では、年長児4２名が園長先生から立派に卒園証書をいただき園を巣立っていきました。園生活の様々な経験を通して育んだ自信と力は、小学校生活でも必ずやいかされると信じています。

年長児が巣立ち、ガランとした園舎や通園バスで過ごした日、今度はいよいよ自分達が“大きい組”“真ん中の組”になるのだと実感した年中少の子ども達です。

日々の何気ない小さな積み重ね(遊び、活動、自分のことを自分ですること、お友達っていいなと思う気持ち等)が子ども達の育ちと自信につながるようにと改めて願いながら、また、基本的生活習慣の見直しをしながら、過ごしてきた学期末。どの子も、どのクラスも今のお部屋での残りの時間を惜しむかのように、心を通いあわせた友達と存分にやりたいこと・遊びに夢中になっている姿をとても嬉しく思っています。

修業式では、新年長４８名、新年中４１名に進級証が手渡され、何組になるかもお知らせしました。

この一年で心も身体もぐんと大きくなりましたね。おうちの皆様も、お子様の成長ぶりに喜びをかみしめていらっしゃることでしょう。ご心配やご迷惑をおかけしたことも多々あったかと思います。お詫びを申し上げ、たくさんのご支援とご協力に感謝いたします。本当にありがとうございました。

そして、これからもよろしくお願いいたします。　　　　　　　　　　　　　　(副園長　藤村　陽子)