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3月の園だより

まだまだ寒さは続いていますが、さしこむ陽の光に春の訪れを感じられるようになりました。卒園やひとつお兄さんお姉さんになる期待と嬉しさに、心が膨らむ季節です。

年長は「あと○日で卒園」とカウントダウン。「最後の絵本の貸し出し」「最後の体操の時間」「最後の・・・」と一つ一つの活動をかみしめながら、そして、その度に「おれ、最初の頃、泣いてたなぁ・・・」と小さかった頃を思い出し、自分自身の成長に嬉しさと自信を感じているようです。

それは、子ども達だけでなく、日々を支える私達教職員も同じで、年長児にとって「最後の給食」となる3月の献立について打ち合わせた時、年長児が記入した「きゅうしょくアンケート」を読んだ栄養士が「たどたどしい文字だけど、気持ちが込められていて、嬉しいです。こんな風に思ってるんですね。」「離乳食から食べてくれました・・・」と思わず涙ぐんでいました。一番長い子で0歳児から、毎日、おいしく食べた給食。そのことに自分なりの感謝の気持ちを言葉で伝えられる子に育ってくれたこと、その過程に携わらせていただけていることに幸せを感じたエピソードでした。

年中少組も、「ひとつ大きいくみになったら○○組になりたい!」と期待をもちはじめました。

「~ちゃんの隣に絶対に座りたい!」とこだわり泣いて主張する年少さんの姿からは、友達と(人と)関わることが楽しく大好きになったことを、また、年長さんとのお別れ会の準備を㊙で進める年中さんからは、「いよいよ僕たち私たちが、憧れの大きい組になって小さい友達をリードしていくのだ」と期待とちょっぴりの自覚が感じられます。

みんな本当に大きくなりました!希望の春は、もうすぐそこまで来ています!(副園長 藤村陽子)

  

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